断熱材について考えると底なし沼にハマる
家を建てるとなったときには当然快適な生活を夢見ますよね。
- 光熱費等のランニングコストがかからないオトクな家
- ヒートショック等のリスクの少ない健康な家
- 結露しなくて長持ちする家
- 防音性が高くて外が気にならない家。
そんなことを考えると断熱材について際限なくお金をかけたくなってしまいます!注文住宅って怖い。
断熱材で悩む
外張り断熱がいいのか充填断熱材がいいのか。いやでも外張り断熱は高価だろ。
じゃあ充填断熱か。
今度は硬質ウレタンフォームとグラスウールはどっちがいいんだってことになりますね。調べればどっちも一長一短あるようだぞ。わからん!
しかもグラスウールも高性能とそうでないものがあるんかい!うぉー!わからん!さらに小難しい数値の話が出たらもっとわからん。
じゃあいっそ細かい話は抜きにして、断熱等性能等級で考えるか。わかりやすいし。
なるほど、等級4なら最高等級なんだから快適なんだろう!と思っていたら、これからは省エネの時代だってことだそうですよ。2022年、更に上の等級5(ZEH水準)と等級6(ZEH水準より凄い)が登場!
もうね、底なし沼か。考えれば考えるほど結論が出ない。
こうも性能のドラゴンボール化現象が進むと妥協点を探す旅になってくるわけですよ。
自分は悟空なのか、ベジータなのか。クリリンなのか、チャオズなのか。自分の予算と相談ですね。世知辛い。
住協J-ECOの断熱材
画像引用:注文住宅 「J-ECO | 住協建設
住協のJ-ECOで標準的に採用されている断熱法は充填断熱。
使われている断熱材は、
天井:イゾベールスタンダード105mm
壁:イゾベールスタンダード90mm
床:床トップ剛床80mm
とのことで、断熱等性能等級4をクリアしています。
ちょっと厚さが薄いんじゃないの!?って気もして、調べてみたらこのイゾベールというグラスウールはジャンルとしては高性能グラスウールです。通常のグラスウールよりも優秀な断熱性能を持っているんですね。
画像引用:断熱性 | グラスウールとは | グラスウール断熱材・吸音材のマグ・イゾベール(株)
メーカーが掲載していた比較表を見ても、通常のグラスウールと高性能グラスウールではかなり性能が違うことが見てとれます。
逆に高性能グラスウールになったら予算をたくさん充てて密度を上げても、この数値の差って体感でわかるんか?って感じに見えますよね。もうそこまでいったら自己満の世界だろ。こちとら温暖なことで有名な埼玉県に住むんだぞと。
じゃあ商品としてはこれで全然十分なんじゃない?って思うことにします。
本音を言うともう少し厚みが欲しいですけど。贅沢は言えない。オプションで厚みは105mmに増やせるんだけどな、見積りだけとろうかどうしようか。
納得出来れば良し!
ということで住協のJ-ECOの断熱材について復習しました。
断熱材については考えれば考えるほど、底なし沼にハマっていくので、自分の妥協できる点を見つけるしかありません。
お金をかけようと思えばいくらでもかけられちゃいますもんね。
言うてそこまで完全無欠の家じゃなくてもエアコン使えば快適に過ごせるだろうし。
なんとも身も蓋もない話ですが、予算とのバランスですね。
納得出来るラインがどこなのか自分の心と相談して、これなら良いかって妥協点を見つけるしかないですね。と言っても悩んじゃうんだけどね。