住協のグランシアでJ-ECOを建てる

※このブログは2022年当時の情報で書いています。

住協のJ-ECOの構造・工法について

住協のJ-ECOは木造軸組工法

僕が立てる予定でいる住協のEcoluxa J-ECOは木造軸組工法(在来工法)で建てられます。J-ECOに限らず上位グレードのプレミジェンスも同じ。というか日本の住宅の7割が木造軸組工法らしいですね。

正直ここって僕はあまり気にしていませんでした。

というより、鉄骨、鉄筋コンクリートの家なんてそもそも高くて買えないですから、メインターゲットは当然木造住宅になります。

じゃあ木造軸組工法かツーバイフォー工法かってなってくるじゃないですか。正直どっちでもいいやって思っていたんです。

木造軸組工法も耐震性が強化されている

木造軸組工法とツーバイフォー工法の違いってご存知でしょうか。

僕も超ざっくりではありますが、木造軸組工法は柱で建てる家、ツーバイフォー工法は壁で建てる家という理解でいます。

木造軸組工法の方が間取りの柔軟性に優れ、ツーバイフォー工法は丈夫で耐震性に優れるという特徴を持っているらしい。

やっぱりね、地震大国日本で家を建てる以上、耐震性は気になるところじゃないですか。せっかく建てた家が倒壊したら悲しすぎます。

じゃあツーバイフォーの方がいいんじゃないの?って気にもなるんですが、最近の家は木造軸組工法でも耐震性を高める努力をしているんですよね。どこのメーカーもそうでした。住協のJ-ECOもそうでした。

耐力壁と剛床

今の住宅って木造軸組工法でも耐力壁と剛床を使うことによって耐震強度をアップさせているんですよね。

BOX軸組工法

画像引用:基礎・構造 | 住協建設

従来の木造軸組工法にツーバイフォー工法の良いところを取り入れたって感じなのでしょう。ホームページではBOX軸組工法なんて書き方がされていました。

更に従来の木造軸組工法では柱はくり抜いて接合していたために強度が落ちていたところを、最近では金物で接合するようになっているので、より強くなっているというところがあります。

これらにより住協の家は耐震等級は最高の3を取得しているそうです。具体的に言えば消防署や警察署と同レベルというから凄い。

ということで、木造軸組工法だからってツーバイフォー工法に耐震性で劣っているわけではなく、ちゃんと対策しているってことなんですね。

木造住宅の天敵は湿気

全周通気工法外壁通気工法

画像引用:商品ラインナップ 注文住宅 「J-ECO | 住協建設

木造住宅の天敵と言えば湿気になるんでしょう。木が内部でカビたり腐ったりしたら大変。脆くなるしきったないし。

ということで、内部で湿気を溜めない工夫を各社しています。これはいろんなメーカー見たけど、ほとんどの会社で共通している部分だったと思います。

基礎と土台の間に基礎パッキンを設置し、通気をよくして空気が淀まないようにする工夫をしたり。

壁内部に通気層を設け、湿気を屋外に排出して内部結露を防ぐ工夫がされていたり。

もちろんこれらも住協でも採用されていました。

この通気層の図を見ると本当にエアコンの後付けだけが心配になるんだよなー。防湿シートに穴開けちゃって大丈夫なの?って。

土台と柱にはヒノキ

ヒノキ

住協の説明を聞いていて、いいなー!て思ったのはヒノキについてですね。

基本的には木は集成材を使用するみたいですが、重要な土台と柱にはヒノキを使うそうです。

ヒノキと言えば腐りづらく強い。シロアリが嫌がって人間は落ち着くいい香り。

昔々から残っているお寺にはヒノキが使われているとも聞くじゃないですか。世界最古の木造建築である法隆寺の扉なんて飛鳥時代のヒノキらしいですよ。

伐採した後200年間強度が増していくというんだから不思議ですよね。ヒノキだけで家作ったら200年目に強さのピークがくるのか。どないやねん。

この低価格でそんないい素材使ってくれるなんて嬉しい!ってなりました。素直に。

住協のJ-ECOの構造・工法について

以上、住協のJ-ECOの構造・工法についてまとめました。

耐震性についてはしっかりと最高等級を取得していますし、基本的なところはちゃんとやっているので、安心できるんじゃないかなという印象でしょうか。

特に土台と柱にヒノキを使っているところはかなり好印象!ちょっと贅沢!ええやんけ!って感じですね。

コスパで考えれば優秀な気がしています。